こんにちは。Keolaです。
お家づくりにおいて床材選びはとても大切だと思います。
なぜならフローリングは家の雰囲気に大きく影響するからです。
夢のマイホームが建って、いざ家に入ったときに「おおー!」って思わず声をあげたくなるようなお洒落な雰囲気にしたいですよね。
「高級感のある材質を取り入れたい」
「明るい雰囲気にしたい」
など、どんな家にしたいかは人それぞれですが、
そもそも一条工務店のi-smartで選べるフローリングの種類には何がある?結局どれがいいの?という疑問を少しでも解決する助けとなればいいなと思います!
i-smartで採用できるフローリングの種類
・EBコートフローリング
・高耐久ナラフローリング
・ライブナチュラルシリーズ
・ライブナチュラルプレミアムシリーズ
・モクリア(MOQULIA)
100%天然無垢材じゃなきゃだめ!という人には悲報かもしれませんが、i-smartで選択できる床材はすべて複合フローリングのみとなります。
無垢材は乾燥で変形してしまうため床暖房と相性が悪く、採用できないようです。
どうしても無垢材がいいという人は、オプションでライブナチュラルシリーズを選ぶことで無垢材の質感を取り入れることができます。
いろいろ悩んだ結果、我が家ではグレイスシリーズのモクリアにしました!
その理由についても書いていきたいと思います。
グレイスシリーズとは:
セゾンとi-smartの良いとこどりをした一条工務店の新しい商品、”グランセゾン”で標準仕様となっている設備。
2020年8月からi-smartでもグランセゾンの仕様をオプションとして選べるようになりました!
EBコートフローリング(標準)

・ホワイトウォールナット
・ライトウォールナット
・グレーウォールナット
・ビターウォールナット
・レッドチェリー
5色展開。
i-smart標準。
化粧シートタイプ。
板幅150mm。
i-smartの標準仕様で採用する人が多いのではないでしょうか。
いわゆる複合フローリング。合板に木目調のシート(化粧材)を張り付けているため、見た目としてはどの角度から見ても同じ色なので、統一感のあるスッキリとした印象を与えてくれます。
通常のシートフローリングは摩擦や熱に弱いというデメリットがありますが、このEBコート処理により擦り傷、汚れ、日光に強くなり、長い期間使用してもキレイを保つことができます。
- 傷つきにくい
- 日焼けに強い
- 抗菌作用がある
- 耐水性がある
そもそもEBコートとは?
EB(Electron Beam=電子線)コートとは、液体上の樹脂に電子線を照射することで、樹脂を瞬時に硬化させ、強靭な薄い樹脂層を作る技術です。

物を落として床をへこましてしまう経験は誰にでもあるのではないでしょうか。特に子供が小さいときは避けて通れないですよね。
へこみ傷に強いのも特徴の一つ。

このフローリングが標準で選べるのはいい!と思いました。
が、、
あれ?意外とへこみ傷すぐできちゃう?…
一条工務店の施主さん方のブログを見ると、心もへこむような凹み傷がいっぱい。
通常のシートフローリングに比べて耐久性があるのだとは思いますが、思ったより弱い印象を受けました。
展示場で改めてじっくりEBコートフローリングを見てみると、
擦り傷がたくさん…
それを見てしまうとどうしても標準でいいや!とはなれず、他の選択肢を検討しました。
高耐久ナラフローリング(標準)

・プレーン
・ナチュラル
・ミディアム
・ショコラブラウン
4色展開。
i-cubeでの標準仕様。
突き板タイプ。
板幅100mm。
突き板タイプ:0.3mmの薄い木材を合板に張り合わせたもの
「ピュアハード塗装」というのが施されており、こちらもEBコートフローリングに劣らない床材です。
これは「朝日ウッドテックのライブナチュラルシリーズ」の一種だそうで、採用された方の情報を見ると、朝日ウッドテックの説明書がついてくるようです。
標準で有名なメーカー品が選べるというのはお得感がありますね。
EBコートフローリングと比べて板幅が狭いですが、突き板タイプのため、より木材の雰囲気を楽しめるのが特徴です。
ライブナチュラル


・カリン
・サペリ
・ブラックウォールナット
11,000円/坪
3色展開。
突き板タイプ。
板幅100mm。
この朝日ウッドテックのライブナチュラルシリーズが魅惑のオプションです。
複合フローリングではあるものの、100%天然無垢材と同じ状態を作ることができるのです。
合板の上に張り付けられているため床暖房による収縮の影響を受けずに無垢材を楽しめるとっても魅力的なフローリング材。
我が家は次に紹介するライブナチュラルプレミアムを本気で採用したいと考えました。
ライブナチュラルプレミアム


・ハードメイプル 21,000円/坪
・オーク 32,000円/坪
・ブラックウォールナット 39,000円/坪
3色展開。
挽き板タイプ。
板幅150mm。
挽き板タイプ:突き板より厚い2mm程度の木材を合板に張り合わせたもの
ライブナチュラルと同様に表面は無垢材なので、時間とともに風合いが変わってくるようです。経年劣化を楽しめるのが魅力的ですね。
ブラックウォールナットを採用したい!という気持ちはあったのですが、
とにかく値段が高い…

床だけに100万円は使えないよ~
完全に予算オーバーで断念。
調べていて少し気になったのは扱いについて。表面は一枚板と同じ無垢材なので、それなりに普段から気を使わないといけなさそうです。
化粧シートタイプであれば水をこぼしてしまい、気が付かずに放置していても問題なさそうですが、無垢材は水分を吸収しやすいため、ジュースや食べかすが床に落ちて残ってしまっていると取り返しがつかないことになりそうだなと思いました。
そういった傷や汚れも経年劣化のうち!と考え、家族とのいい思い出として楽しむことができるかもしれないですね。
しかし、せっかく高いお金を払って無垢材を手に入れても、我が家の元気な子供たちにボコボコにされるのが落ち。
傷がつくごとにショックを受けて落ち込むのが目に見えたので、子供が巣立って、いつかリフォームするときに検討したいなと思いました。
と言いつつ、お金があれば絶対採用していたと思います(笑)
ライブナチュラルシリーズの採用を検討される方は朝日ウッドテックのショールームに行き、実際に見てみることをお勧めします。
モクリア(MOQULIA)


・ホワイトウォールナット
・ライトウォールナット
・グレーウォールナット
・ビターウォールナット
8,000円/坪
4色展開。
化粧シートタイプ
板幅:170mm
モクリアはグランセゾンの標準フローリング。i-smartではオプションとなります。
一条工務店のモクリアは大建工業の「トリニティ」という商品ではないかと言われています。
断定はできませんので、詳細はあくまで参考として。
モクリアの特徴

オレフィンシートに塗工樹脂を塗り、電子線で紫外線を照射する特殊加工。
この加工により、ひっかき傷、凹み傷や汚れに強くなりフローリング寿命を長持ちさせることができます。
・ひっかき傷に強い

・汚れに強い

・耐汚染性

一言でいえば、「デザイン性と耐久性を兼ね揃えた床材」なんです!
生活していれば常に視界に入り、毎日歩く床。やっぱりデザインにはこだわりたいですよね。
しかし、「費用をかけるなら少しでも長持ちしてほしい」というのが本音。
そんな希望を叶えてくれそうな床材ではないかなと期待しています。
耐久性に関しては実際に住んでみてレビューしていけたらと思っています。
モクリアと同時にi-smartで選べるようになったのが、水回り専用の「石目調フローリング」。
石目調フローリングについては下記の記事にまとめています。
我が家のフローリングはモクリア!
我が家のフローリングはモクリアに決まりました。
理由は、板幅が広く、素足で歩いた時のさらさらとした感触がとても気に入ったからからです。
下の画像を比較してみてください。




フローリングの板幅で部屋の広さや雰囲気がこれだけ変わります!
幅が広いほうが部屋の空間が広く感じ、ゆったりとした印象を受けるのではないでしょうか。
高級感もありますね。
実際に価格にも差があるそうです。幅が広い板のほうが確保することが難しく、一般的には広くなればなるほど価格も高くなります。
EBコートフローリング | 約150mm |
高耐久フローリング | 約100mm |
ライブナチュラル | 約100mm |
ライブナチュラルプレミアム | 約150mm |
MOQULIA(モクリア) | 約170mm |
上の表で分かるように、モクリアが一番幅広なんです!
実際に展示場で見たのですが、標準仕様とは見た目があきらかに違います。


これはオプション費用を払ってでも採用の価値はある!と思いました。
悩んだのは色。
落ち着いた雰囲気にしたいという思いがあったので、最初は展示場で見たビターウォールナットにしようと決めていたのですが、
でもやっぱり、暗くなりすぎるのも嫌だなと思い、
最終的に我が家はグレーウォールナットを採用しました!


そして、ラッキーなことにちょうど契約したタイミングでキャンペーンをやっており、無料でモクリアに変更できました!
なんとこれ約1ヶ月間のみのキャンペーンだったようです。


入居後にモクリアのレビューを書きたいと思います!
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