こんちには、Keolaです。
配置確認を目前に土地に問題が発生し、急遽一条工務店へ行ってきました。
その件に関しては、また別の記事で紹介したいと思います。
今回の内容は、打ち合わせの最後に手渡された一枚のお知らせについて。
ある程度予測はしていたが、ついに来てしまったか…という感じでした。
コロナウイルスの影響で海上輸送遅延が発生しており、部材が日本に届かず工事スケジュールが遅れるという内容。
一部の施主に工事スケジュールが1~4週間遅れる可能性が出てきたようです。
今月末着工予定の我が家は今のところ問題ないようですが、今後どうなるかまだ分からい状況です。
日本の貿易と大きな関わりのある中国を中心に経済大国アメリカでのコロナウイルスによる人員及びコンテナ不足がアジアのみならず世界中に影響を及ぼしています。
一条工務店からこのような通達が今月出たということは、一条工務店の生産拠点であるフィリピンもこの問題が深刻化してきているということです。
フィリピンの状況を少し調べてみました。
コンテナ不足
ウッドショックについての記事で触れましたが、世界的にコンテナ不足となっており、フィリピンも例外ではありません。
今年6月の記事ですが、コンテナ不足と運賃値上げにより輸出が滞り、特に衣料や家具の輸出に大きな損害が出ているという内容。
この記事から、コンテナ不足の影響がフィリピンの経済に大きなダメージを与えていることが分かります。
そもそも、今まであったはずのコンテナは今どこにあるのでしょうか…?
この答えは、一概には言えませんが、多くはもともと輸出入の多い国で滞留してしまっています。
アメリカや中国など世界中と取引をしている国でのコロナウイルス流行により、港の作業人員が減ってしまい、作業が進んでおらず、結果としてコンテナが港に滞留してまっています。
海上輸送の遅延
港での作業に遅れが発生すると、予定通りに到着したコンテナ船が入港できず海上で順番待ちをしなくてはいけなくなります。
結果的に、輸出入の多い港で多くのコンテナ船が滞留してしまい、スケジュール通りに運航できず、世界中で海上輸送遅延が発生しているのです。
フィリピン輸出業者連盟によると、フィリピン国内業者による海上輸送の遅延はクリスマス時期まで続くだろうと予測しています。
通常クリスマス時期にかけて海上貨物が増える傾向にあり、ただでさえ遅れる可能性があるのに、現在はコロナウイルスの影響がその遅延に拍車をかけることとなります。
まとめ
今回のお知らせを見る限り、一条工務店は前倒し出荷や航路の変更等で遅れが発生しないように頑張ってくれているようです。
ただ、突然の変更で一条工務店から連絡が入る可能性があるかもしれないと思うと、怖いですね…
我が家の場合、仮に引き渡しが1ヵ月遅れたら、現在住んでいるアパートの契約を予定よりも伸ばさなければならなくなります。
しかも、住宅ローンの支払いは予定通りスタートしてしまうので、家賃と住宅ローンのダブルとなってしまいます。
この遅延の影響が悪化すればするほど、そのような状況に陥る施主が増えてしまうのです。
コロナウイルスの感染が少しでも早く収束し、物流が正常化することを願っています。
コロナで部材届かず、上棟がリスケになった話
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