こんにちは、Keolaです。
注文住宅の「土地探し」で成功することは夢のマイホームを実現するためにとても重要です。
よほど広い土地でない限り、土地の形状は建物の形や配置に影響します。
当然ですが、細長い土地には細長い家しか建てることはできません。
また、土地に多くの費用がかかってしまえば建物の予算が減ってしまい、理想の大きさの家を建てることができなくなるかもしれません。
家づくりにおいて重要な土地探しですが、土地探しは簡単ではありません。
冒頭から夢のないことを言ってしまいますが、
理想の全てが揃った完璧な土地を見つけることはほぼ不可能でしょう。
それでも、理想に限りなく近い土地を見つけるために、最も重要だと感じたことを紹介します。
我が家は実際にこの方法で理想に限りなく近い土地を想定予算よりも大幅に安く購入することに成功しました。
後悔のない土地探しの参考になれば幸いです。
理想の土地を見つけるために最も重要なこと。
それは、「重視したい条件の優先順位を決める」こと。
良い土地がなかなか見つからない理由
そもそもなぜ良い土地はすぐに見つからないのでしょうか。
その答えは簡単で、良い土地はすぐに売れてしまうからです。
下の記事で紹介したように土地には色々な問題が隠れています。
問題のありそうな土地はなかなか売り手が見つからないので残ってしまいますが、問題のない土地はすぐに売れてしまいます。
実際に土地探しをして感じたことは、インターネットに掲載されている土地のほとんどが売れ残った土地だと言っても過言ではないということです。
土地探しを早めに始めることが重要な理由はここにあります。
良い土地を見つけるには、できる限り早いタイミングから、新しく出てきた土地情報に常に目を光らせておく必要があります。
土地探しは、早い者勝ちです。
だからこそ、土地に求める条件を明確にし、その優先順位を決めておくことが大切なのです。
優先順位を決めるにはまず、希望の条件をリストアップすることから始める必要がありますが、
この作業を住宅展示場に行く前にやることを強くお勧めします。
住宅展示場に行く前に、理想の土地の条件をまとめる
なぜ展示場に行く前なのか。
それは、理想の家が建てられるかどうかを知っているのはハウスメーカーだからです。
我が家が初めて一条工務店の展示ハウスに行った日に、最初の質問の中で聞かれたのは、
どのエリアでの建築を検討されていますか?
予算はどのくらいですか?
まさか最初にそのような質問をされるとは思っていなかった私は
○○県ですが、まだ具体的には…
予算ですか?…うーん、全く見当がつきません…
という返事しかできず、
家づくりの最初のステップを思い知らされました。
その後、色々な話を聞いて「一条工務店いいかも!」と思った私と妻でしたが、
平屋を建てたいということは伝えたけど、本当に建てることができるのか、
そのそも一条工務店は我が家の選択肢として検討可能なハウスメーカーなのか、
何も分からないまま、モヤっとした気持ちで終わりました。
もし、このタイミングで土地の希望を伝えることができていたら、より具体的なお話を聞けていたと思います。
どんな家を建てることができるかは、予算に大きく影響する土地次第なのです。
その日、住宅展示場を後にした私たちは、家に帰って早速、理想の土地に求めることをリストアップしてみました。
実際に我が家がリストアップした内容です。
家族のライフスタイルをイメージしながら思いつく限りの希望を書いていきました。
優先順位を決める
最後にリストアップした条件の優先順位を決めていきます。
これがなかなか難しいのです。
なぜなら、優先順位というのはライフステージによって変わります。
子育て真っ最中であれば、学校までの距離は優先順位が高くなると思いますが、子供が巣立ってしまったら学校までの距離は一切気にならなくなります。
老後まで住むことを想定している場合、いつか車を手放すことを考えると駅が近く、買い物にも徒歩で行けるような場所でないと生活に支障が出るでしょう。
どのライフステージにおいても生活のしやすい場所と環境となるように優先順位を決める必要があります。
やはり予算がNo1でした。
そして、どうしても平屋を建てたかったので、広い土地が必須。
日常の生活においては、私が車通勤で妻と子供たちは徒歩や自転車での行動となるので、学校、病院やスーパーまでの距離を優先する必要がありました。
私は海の近くで育ったため海が大好き。なので「海の近く」という条件は必須でした。
ただ、近すぎると水害のリスクも高くなるので、自転車で気軽に行けるくらいの距離が理想。
妻は坂の多いエリアで育ったので特に何も感じないようですが、私は坂が大っ嫌いなため、これも絶対に譲れない条件となりました。
この条件の中で一番難しかったのは、予算と駅の距離です。
我が家が設定した予算で、駅徒歩10~15分以内というはかなり厳しい条件でした。
まとめ
結果的に我が家はTop10の条件を全てクリアした土地を見つけることができました。
それでも理想と少し違った部分もあり、妥協しなければいけないところもありました。
唯一の妥協点は、最寄りの駅です。
エリアとしては全く問題ないのですが、最寄りの駅は1時間に1本しか電車がない駅のため、条件としていた徒歩圏内ではあるものの、実際に使用することを考えるとかなり不便です。
車移動がメインの田舎なので仕方ないのですが、今後もう少し本数が増えることを願います。
今考えると、このTop10優先事項を全てクリアできたこと自体、我が家にとっては奇跡に近いと思いました。
実際に土地を見に行きましたが、購入後の解体と分筆が条件だったため、
まだ家が建っていて前のオーナーが住んでいる状態だったため、更地の状態をイメージしにくく、即決することが困難でした。
また、更地と違い、購入前の地盤調査ができないため、かなりリスクがありました。
しかし、我が家の条件Top10を全てクリアしている土地でしたので、翌日に営業担当者さんに購入の意思を伝えました。
すぐに不動産会社に連絡を取ってくださったのですが、他にも内見の予定があるとのことだったので、すぐに申し込みを入れました。
土地を見た後、すぐに行動したおかげで、無事に契約することができました。
優先順位を決めておくことで、自分の理想としている土地を見つけたときに誰よりも早く決断できるため、後悔のない土地購入ができます。
設定予算を公開していませんが、実際には想定よりも大幅に下回った破格の値段で買うことができました。
このおかげで建物に予算を使うことができたので、想像していた以上に設備を充実させることができ、とても満足しています。
土地探しは、理想のマイホーム実現のためにとても重要です。
これからお家づくりを始める方は、購入する土地における条件の優先順位を決めておくことをお勧めします。
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